ゴルフ会員権-椿ゴルフ の日記
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平成22年8月のゴルフ会員権相場動向
2010.09.08
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8月のゴルフ会員権平均相場は201万円、7月(201万円)と変わらず横ばいとなった。2月から6月の低位低迷(バブル崩壊後最安値204万円・平成15年6月を遙かに下回った相場水準で推移)から見れば、実感とはかけ離れた相場推移ではあるが、それなりに落ち着いた展開となったようである。 → 過去1年・5年・10年の相場表グラフ参照 ”さぁ~これから” と行きたいところではるが、この猛暑に加え、株安・円高と日本経済に暗雲が漂いつつあり、先行きを懸念する声も多く聞かれる昨今、ゴルフ会員権相場も予想も付かない展開になるのではないかと思われる。 現実に指定銘柄150コースの平均相場は3週連続でダウンしている。つまり、法人の売りが先行している訳で、今後も不要ゴルフ会員権の処分は続き、特に高額物件の相場は低迷気味で推移しそうである。また、個人所得も同様に低迷続きで、会員権相場の上昇要因は見当たらないのが現状である。 そんな中で何度も申し上げるが、『私自身が考える最大の要因は、「ゴルフ会員権、そのものの価値観(メリット)の低迷」であると思う。今、会員権を買ってどんなメリットがあるのだろうか・・・皆さん、よく考えてみてください。』・・・一向に解決はしていないのである。 ↓ 下記の点よ~くお考えになって下さい 今後の課題点として2点挙げてみよう、しつこく言うようではあるが、第1点は、”ゴルフ会員権”そのものの価値観の問題であり、ネット会員や年間会員の台頭にある。会員権を購入しなくてもゴルフ場予約は簡単に取れるし、割安でプレーもできるようになり、メンバーになる意味合いが低下しつつある。ゴルフ場自身がそれを受け入れているのであるから全く持ってやっかいな話である。 第2点は、何度も申し上げるが名義書換料の高さだ、 ゴルフ場経営者の皆様にお願いがある、『50万円以下のゴルフ会員権が50%近くを占めるゴルフ場が数多くある中、名義書換料が会員権価格より高いゴルフ場』がほとんどである。 →名義書換料は高いか?安いか?上限価格は、日経ゴルフが調査 ① ”名変料を下げて下さい” いや、もっと安くしろ! 入会金制度は廃止に ② メンバーのプレーフィを安くし、ビジターとの差額を大きく ・京葉CC 売り30万円、名変料157・5万円 ・千葉夷隅GC 売り10万円、名変料84・0万円 ・習志野CC 売り20万円、名変料105万円 ・・・・(関東:9月は千葉県版、9/1日相場表より) まだ々、山ほどありますよ! 一体「入会預託金」って何でしょうかね?最近は、年会費まで値上げするゴルフ場もある、とんでもない話である。 実際、会員権価格より年会費の方が高いゴルフ場が数多く存在する、馬鹿げた話である。・・・皆さんはどう思われますか?? この2点は、ゴルフ場関係者の方が改正するまで何度も申し上げていくつもりです。
ゴルフ会員権-椿ゴルフ
