ゴルフ会員権-椿ゴルフ の日記
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10月のゴルフ会員権相場推移
2010.10.30
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10月のゴルフ会員権平均相場は183万円、9月の相場(193万円)から10万円の大幅な下落となった。結局、2月に大幅ダウン(バブル崩壊後最安値204万円・平成15年6月を下回った相場)してからバブル崩壊後の最安値を上回ることなく、2月(182万円)に迫る推移となった。
→ 過去1年・5年・10年のゴルフ会員権相場表グラフ
今回は、最近特に目立ったゴルフ場を列挙してみよう。埼玉県の飯能パークCC、嵐山CCで共に10万円以下の相場で推移、千葉では京葉CCが10万円前後、習志野CCは5万円前後まで下落している。東京・神奈川にも驚くような会員権相場になっているゴルフ場が出てきている。
ただ単に、株安・円高、個人所得の低迷と日本経済の先行き不安から来る要因と片付けていいものだろうか?前述の値下げが目立つゴルフ場の名義書換料は全て100万円以上。私が以前から懸念を抱いていた現状が、ゴルフ会員権相場を予想も付かない展開にしているのではないかと、気がかりでならない。
参考までに、指定銘柄150コースの平均相場も5週連続でダウンしている。先月の記述通り法人の売りが先行している訳で、今後も不要ゴルフ会員権の処分は続くだろうし、高額物件を中心に会員権相場は当分の間、低迷気味で推移しそうである。
また、年末が近づけば「損益通算」を目的に不要ゴルフ会員権の売却が多くなって来ます。いつまでも続く税制ではないかと思われますし、年会費ばっかり払って利用していない会員権は、早めに処分しておいた方が得策かと思いますが、如何でしょうか。・・・・それとも値上がりを期待しますか?
私が懸念を抱いている記事は、毎回掲載していきます 何度も何度も申し上げます、『私自身が考える最大の要因は、「ゴルフ会員権、そのものの価値観(メリット)の低迷」であると思う。今、会員権を買ってどんなメリットがあるのだろうか・・・皆さん、よく考えてみてください。』・・・一向に解決はしていないのである。
↓ 下記の点よ~くお考えになって下さい
今後の課題点として2点挙げてみよう、しつこく言うようではあるが、第1点は、”ゴルフ会員権”そのものの価値観の問題であり、ネット会員や年間会員の台頭にある。会員権を購入しなくてもゴルフ場予約は簡単に取れるし、割安でプレーもできるようになり、メンバーになる意味合いが低下しつつある。ゴルフ場自身がそれを受け入れているのであるから全く持ってやっかいな話である。
第2点は、何度も申し上げるが名義書換料の高さだ、 ゴルフ場経営者の皆様にお願いがある、『50万円以下のゴルフ会員権が50%近くを占めるゴルフ場が数多くある中、名義書換料が会員権価格より高いゴルフ場』がほとんどである。
① ”名変料を下げて下さい” いや、もっと安くしろ! 入会金制度は廃止に
② メンバーのプレーフィを安くし、ビジターとの差額を大きく
・飯能パークC 売り13万円、名変料105万円 入会預託金100万円
・嵐山CC 売り10万円、名変料210万円 入会預託金100万円
・京葉CC 売り20万円、名変料157万円
・習志野CC 売り10万円、名変料105万円
・・・・(前述ゴルフ場、10/30日相場表より) 。ちなみにバブル当時の相場は、飯能パークCC2700万円、嵐山CC6000万円、京葉CC4300万円、習志野CC3300万円の会員権相場でした。まだ々、山ほどありますよ! 一体「入会預託金」って何でしょうかね?最近は、年会費まで値上げするゴルフ場もある、とんでもない話である。
実際、会員権価格より年会費の方が高いゴルフ場が数多く存在する、馬鹿げた話である。・・・皆さんはどう思われますか?? この2点は、ゴルフ場関係者の方が改正するまで何度も申し上げていくつもりです。
ゴルフ会員権-椿ゴルフ