ゴルフ会員権-椿ゴルフ の日記
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平成23年1月のゴルフ会員権相場動向・推移
2011.02.04
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1月のゴルフ会員権平均相場は173万円、12月の相場(174万円)から1万円の下落となり、昨年8月(201万円)から5ヶ月連続の値下がりである。これでバブル崩壊後最安値204万円(平成15年6月)を下回って連続1年間になるわけで、最安値は今年1月20日に付けた170万円ということになった。
→過去1年・5年・10年間の相場表グラフ
19年の秋頃から徐々に値を下げ始めたゴルフ会員権相場、リーマンショックで大暴落した株価は1万円台を回復したが、ここにきて円高やエジプト情勢の影響で、足踏み状態といったところで、”株価との連動”はないにしても、ゴルフ会員権相場にも何らかの影響は受けそうで、売買相場の低迷は当面続きそうである。
何故、ゴルフ会員権相場が上がらないか?、各県別の相場表を見て頂きたい。買いが全く入っていないゴルフ場が非常に目立ちます。名義書換をしているゴルフ場数に対して買いがゼロのゴルフ場数を数えてみました。
東京・神奈川県39コース(名変中のゴルフ場):買いがゼロ9コース、同様に千葉県92コース:32コース、埼玉県53コース:20コース、茨城県81コース:38コース、栃木県84コース:40コースとなっている。 これじゃ相場が上がるわけがない。1万円でも買いが入っているゴルフ場はカウントしていない(相場表では10万円以下のゴルフ場は「相談」と掲載)ので、実際には”殆ど買いがないコース”で分類すれば、ゼロコースはもっと増えてくると思って頂きたい(1月31日、相場表より)。
逆に、先週申し上げたが、『皆さん、1万円でも売却できないゴルフ場”まで存在していますよ。バブルの頃、関東で一番安いゴルフ会員権は確か鹿沼CCで500万円弱で売買されていたと記憶しています(小金井CCが5億5千万円位していた当時です)。それが、1万円以下のゴルフ会員権だなんて!・・・呆れてしまいますね』 何故、買いが入らないかよ~く考えて下さい、理由は下記の通りでしょう!
私が懸念を抱いている下記記事は、23年も継続して掲載していくつもりです 何度も何度も申し上げます、『私自身が考える最大の要因は、「ゴルフ会員権、そのものの価値観(メリット)の低迷」であると思う。今、会員権を買ってどんなメリットがあるのだろうか・・・皆さん、よく考えてみてください。』・・・一向に解決はしていないのである。
↓ 下記の点よ~くお考えになって下さい
今後の課題点として2点挙げてみよう、しつこく言うようではあるが、第1点は前述の通り、”ゴルフ会員権そのものの価値観の問題”であり、ネット会員や年間会員の台頭にある。会員権を購入しなくてもゴルフ場予約は簡単に取れるし、割安でプレーもできるようになり、メンバーになる意味合いが低下しつつある。ゴルフ場自身がそれを受け入れているのであるから全く持ってやっかいな話である。 第2点は、何度も申し上げるが名義書換料の高さだ、
ゴルフ場経営者の皆様にお願いがある、『50万円以下のゴルフ会員権が50%近くを占めるゴルフ場が数多くある中、名義書換料が会員権(売買)価格より高いゴルフ場』がほとんどである。
① ”名変料を下げて下さい” いや、もっと安くしろ! 入会金制度は廃止に
② メンバーのプレーフィを安くし、ビジターとの差額を大きく
・越生GC 売買価格20万円、名変料105万円
・飯能パークCC 売買価格25万円、名変料105万円
・東松山CC 売買価格25万円、名変料210万円 入会預託金100万円
・嵐山CC 売買価格10万円、名変料210万円 入会預託金100万円
・・・・(2月は埼玉版、1/31日相場表より) 。まだ々、山ほどありますよ! 一体「入会預託金」って何でしょうかね?最近は、年会費まで値上げするゴルフ場もある、とんでもない話である。 実際、会員権価格より年会費の方が高いゴルフ場が数多く存在する、馬鹿げた話である。・・・皆さんはどう思われますか?? この2点は、ゴルフ場関係者の方が改正するまで何度も申し上げていくつもりです。
・週間相場動向 KGK平成23年2月3日現在(次回更新は2月11日)
321コース(前週比4コース増)の平均相場は170・1万円で前週比1・9万円のダウン
約150コースの指定銘柄単純平均は255・4万円で前週比0・2万円のアップ
ゴルフ会員権-椿ゴルフ