ゴルフ会員権-椿ゴルフ の日記
-
平成22年11月のゴルフ会員権相場動向・推移
2010.11.30
-
11月のゴルフ会員権平均相場は178万円、10月の相場(183万円)から5万円の下落となった。9~10月に10万円の大幅ダウンをした後の結果で、今年2月のバブル崩壊後最安値204万円(平成15年6月)を下回ったまま今月まで推移し、更に178万円と4万円ダウンの最安値更新となった。
→過去1年・5年・10年間の相場表グラフ
指定銘柄150コースの平均相場もこれで6週連続でダウンしたことになる。12月には、「損益通算」を目的に不要ゴルフ会員権の売却が多くなり、法人のゴルフ会員権の処分は当面続くと考えられる。恐らく、12月(平均相場)の再更新は間違いないだろう。
先月、値下げが目立つゴルフ場として、埼玉は飯能パークC(売り13万円)・嵐山CC(同10万円)、千葉は京葉CC(同20万円)・習志野CC(同10万円)を挙げたが、今月は会員権相場より名義書換料の方が高いゴルフ場(埼玉県で)を調べてみた。全48コース中33コースで、率で68・8%という驚異的な数字が出た。(11月30日、埼玉県相場表より)
ちなみに、飯能パークC(名変料105万円、入会預託金100万円)、嵐山CC(名変料210万円、入会預託金100万円)である。私が以前から懸念を抱いていた現状が、ゴルフ会員権相場を予想も付かない展開にしているのではないかと、気がかりでならない。・・・果たして、いつまでこの相場展開が続くか?
私が懸念を抱いている記事は、毎回掲載していきます
何度も何度も申し上げます、『私自身が考える最大の要因は、「ゴルフ会員権、そのものの価値観(メリット)の低迷」であると思う。今、会員権を買ってどんなメリットがあるのだろうか・・・皆さん、よく考えてみてください。』・・・一向に解決はしていないのである。
↓ 下記の点よ~くお考えになって下さい 今後の課題点として2点挙げてみよう、しつこく言うようではあるが、第1点は、”ゴルフ会員権”そのものの価値観の問題であり、ネット会員や年間会員の台頭にある。会員権を購入しなくてもゴルフ場予約は簡単に取れるし、割安でプレーもできるようになり、メンバーになる意味合いが低下しつつある。ゴルフ場自身がそれを受け入れているのであるから全く持ってやっかいな話である。
第2点は、何度も申し上げるが名義書換料の高さだ、
ゴルフ場経営者の皆様にお願いがある、『50万円以下のゴルフ会員権が50%近くを占めるゴルフ場が数多くある中、名義書換料が会員権価格より高いゴルフ場』がほとんどである。
① ”名変料を下げて下さい” いや、もっと安くしろ! 入会金制度は廃止に
② メンバーのプレーフィを安くし、ビジターとの差額を大きく
・鎌倉CC 売り25万円、名変料31・5万円 入会預託金100万円
・相模野CC 売り10万円、名変料21万円 入会預託金50万円
・小田原湯本CC 売り40万円、名変料105万円 入会預託金200万円
・中津川CC 売り10万円、名変料105万円 入会預託金200万円 ・・・・(12月は
神奈川県版、11/30日相場表より) 。まだ々、山ほどありますよ! 一体「入会預託金」って何でしょうかね?最近は、年会費まで値上げするゴルフ場もある、とんでもない話である。
実際、会員権価格より年会費の方が高いゴルフ場が数多く存在する、馬鹿げた話である。・・・皆さんはどう思われますか?? この2点は、ゴルフ場関係者の方が改正するまで何度も申し上げていくつもりです。
ゴルフ会員権-椿ゴルフ